広島エリア
- 広島市安佐北区
- 2月28日
- ふかわ子ども食堂
広島市北部、安佐北区の深川(ふかわ)地区で、2019年7月にスタートした「ふかわ子ども食堂」。地元企業の社員食堂を活用し、月1回、日曜日のお昼に開催しています。
コロナ禍を受け、食堂の開催が弁当+食材配布に変わったのは2020年6月。
この日は12世帯42人に手作り弁当と食材が手渡されました。スタッフの皆さんは「体調どう?」「大きくなったね」と終始にこやかに利用者に語りかけながら、BE+CAUS賛同企業と地域の子ども食堂ネットワークからの寄付食材が入ったセットを配布していました。
運営者コメント
- ふかわ子ども食堂
- 代表 渡邊 恭子さん
こども食堂は、人と人とがつながる場所。
子どもたちは、大人に見守られてのびのびと遊ぶ安心感を。親たちは、ホッと息抜きできるゆとりを。調理のスタッフは、仲間と達成感を味わう喜びを。調理に使う食材、寄付される商品、BE+CAUSを通じて支援してくださった方々、場所を提供してくださる企業さん…。こども食堂は人と人のつながりによって成り立ち、目の前にいない人とも絆を再確認できる場所です。
小さな団体の私たちは、受けられる支援も限られています。BE+CAUSのような新たな仕組みで全国からのご支援が増えると、子どもたちのためにできることも増えていきます。今回は温かいご支援を本当にありがとうございました。
- スタッフの皆さん
料理自慢のスタッフ10名で運営されているふかわ子ども食堂。何十食もの調理や何品もおかずを作るのは大変ですが、「ご飯がおいしかったといわれると、とても嬉しい」「また頑張ろうという気持ちになる」と、利用者の皆さんに元気をもらっているそうです。
支援団体メッセージ
- NPO法人全国こども食堂支援センター
むすびえ - プロジェクトリーダー
森谷哲さん
こども食堂を「誰もが行ける場所」に
むすびえは、各地域のこども食堂ネットワーク(中間支援団体)が活動しやすくなるよう、さまざまな支援を行っています。こども食堂を応援してくれる企業・団体とこども食堂をつないだり、こども食堂の意義や実態を発信し、こども食堂への理解を広げたりする調査・研究も行っています。
私たちのゴールは、こども食堂を誰もが行ける場所にすることです。こども食堂は認知度こそ84%と高いものの、実際に行ったことがある人はまだ10%に達していません。もっと気軽に行ける場所にするためには、明るいイメージを広げるとともに、運営者へIT支援をしたり感染症対策のサポートをしたりと、クリアすべきことは山積みです。
今回はBE+CAUSを通じて、私たちむすびえにもご支援をいただきました。こども食堂を社会インフラとして定着させるために、皆さまのお買い物を通じた温かいご支援を有益に使わせていただきます。
「NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ」の情報はコチラ