大阪エリア
- 大阪市旭区
- 2月27日
- 子ども食堂もぐもぐ
2018年7月にスタートした「子ども食堂もぐもぐ」は、大阪市旭区にある地域の会館を借りて開催しています。当初は月1回、土曜日の夜に食堂が行われていましたが、2020年6月からは弁当・食品食材配布会に。コロナ禍で困窮する家庭が増える中、月2回に活動回数を増やして、地域の子どもと子育て世帯を支援しています。
この日はBE+CAUS賛同企業からの寄付食材のほか、大阪市の助成を受けて近隣商店街の八百屋さんで購入された野菜や卵など、ボリューム満点の配布内容。食堂をよく利用していた小中学生が弁当や食材を持ち帰る姿も見られ、「早く友達と一緒に食べに来たい!」と再開を心待ちにしていました。
運営者コメント
- NPO法人子どもネットワーク・ワルツ
- 代表 瀧澤眞弓さん
子どもの居場所がある地域をつくりたい
日を追うごとに厳しい状況に陥っている子どもたちを、地域でサポートしたい。そんな想いから「子ども食堂もぐもぐ」は生まれました。子どもには、子どもとして当たり前に過ごせる居場所が必要です。私たちは居場所づくりを通して、地域の子どもたちが自分自身を肯定できる大人になれるよう導きたいと考えています。
大阪市は地域の子どもネットワーク支援に力を入れていて、こども食堂にも助成があります。おかげさまでなんとか運営を続けられていますが、地域格差なく子どもたちが居場所を持てるには、BE+CAUSのようにネットを使って手軽に寄付ができる仕組みが広がることが大切だと思いますね。
- スタッフの皆さん
スタッフの皆さんは、かつて同じ学童保育を利用していた親たち。当時は放課後の児童に対するサポートが少なかったため、地域に自主的な保育コミュニティがいくつもあったのだそうです。年齢も職業もバラバラの主体的なメンバーが、それぞれの専門性を生かして子どもの居場所づくりに参画しています。