皆様からの買い物を
通じた温かいご支援、
誠にありがとうございました!
BE+CAUS
「すべての子どもたちに素敵なクリスマスを
~誰かが誰かのサンタクロース~」
活動報告〜
サンタクロースが届けるプレゼントとは、ただのモノではなく家族や周囲の大人たちから「愛された証」そのもの。
しかし、クリスマスの実態調査によると、経済的に厳しいひとり親家庭や、時間的・精神的に余裕のない家庭では、サンタが来ない子どもが多くいることがわかってきました。
「なんとかそういった家庭にもサンタクロースが来て欲しい」という思いのもと、NPO法人チャリティーサンタが主催し、全国のNPOとパートナー書店が連携して企画されたのが“ブックサンタ”。 パートナー書店で子どもたちに贈りたい本を購入・寄付することで全国の子どもたちに「サンタクロースから本が届く」という参加型の社会貢献プログラムです。
2021年11月24日〜12月25日の1ヵ月間、BE+CAUSでは「【第4弾】 すべての子どもたちに素敵なクリスマスを~誰かが誰かのサンタクロース~」キャンペーンを実施。557ものエントリーをいただきました。
対象商品の購入で、購入金額の一部がブックサンタ企画の活動に寄付されました。
イブの夜にサンタを待つ家庭と
マッチングするサンタ活動
「世界一周旅行中に出会った途上国の子どものために『日本で彼らのために何かをしたい』という思いをもつ女性との偶然の出会いと、6歳の頃にサンタさんが自分に会いに来てくれた思い出を忘れられず『今度は自分が届ける番だ』という自分の思いが重なったのが最初のきっかけでした。『サンタクロースが日本で子どもたちにプレゼントを届けて、チャリティーを募って、途上国の子どもたちにもプレゼントを届けたい』というアイデアをひらめき、とりあえずやってみました」と、チャリティーサンタ代表の清輔夏輝(きよすけ なつき)さんは話します。
チャリティーサンタの活動の中でひときわ注目されているのが『サンタ活動』。クリスマスイブの夜にボランティアがサンタクロースの格好をして、事前に希望のあったご家庭の子ども達にプレゼントをお届けにいく。いわば、サンタを待っている人と、サンタになるボランティアの人をつなげるマッチング支援です。ただランダムにマッチングをするのではなく、英語を話せる人、世界観が近い人、手話ができる人など、より適切なマッチングが成立するように工夫されています。
「アンケート結果より、サンタ活動に参加する方の半数以上が、普段意識してボランティア活動をしていない人。参加のきっかけは、友達に誘われたとか、紹介を受けたというのが多いのですが、子どものための活動をしてみたいという気持ちがぼんやりとでもある方に特に参加いただいています。
あと参加者は優しい人が多いです。自分のクリスマスを誰かのために使っていいと考えてくれる人じゃないですか。同じ価値観を持っている人が集まるので、仲が深まりやすいです」
合い言葉は「あなたも誰かのサンタクロース」
当日サンタクロースとして子どもたちにプレゼントを届けるボランティアには、事前のサンタ研修が必須となっています。サンタクロースとしての作法や話す内容を講習会で学んでイメージトレーニングし、実際に当日さながらのロールプレイングを行います。楽しみながら朗らかな空気感の中で行われますが、講習やロールプレイングへ取り組む姿勢は真剣そのもの。
「サンタ活動に真剣に取り組むのがポイント。クリスマスイブの夜にいきなり訪問するサンタクロースに、子どもたちは喜んだり驚いたりと、とても純粋な反応を示してくれます。それをじかに体験することで、自分たちが真剣に取り組んだことが報われる感覚を味わうんですね。ボランティア活動には他にも色々なものがありますが、活動をした結果誰が喜ぶのかが分かりづらいことも往々にしてあります。自分が何かに本気で取り組んで、それに対して相手が喜んでくれることがセットになっていることが大切だなと」
サンタクロースとして参加する以外にもさまざまな活動や事業があります。ブックサンタはその1つで、プレゼントする絵本や児童書をパートナー書店でお客さまに選んで購入いただき、そのまま書店で寄付していただきます。その本が集められ、チャリティーサンタのサンタクロースを通して子どもたちに届けられる仕組みです。近くに書店がない方も、オンライン書店やクラウドファンディングなどの寄付金を通して参加することができます。
「ブックサンタで集められた本は、厳しい状況に置かれている家庭へサンタクロースの手によって無償で届けられます。遠方の場合や郵送を希望される場合はサンタからの手紙を添えており、これも子どもたちには好評で非常に喜んでくれます。
このように自分で選んだ本をプレゼントすることもできますし、自分がサンタクロースとなって直接プレゼントを渡すこともできます。クラウドファンディングなどを通じてサンタ活動の支援もできます。チャリティーサンタには他にもさまざまな関わり方があります。あなたにとって参加しやすい関わり方が見つかり、ご一緒できることを楽しみにしています。僕らの合い言葉は『あなたも誰かのサンタクロース』」
運営者コメント
- NPO法人 チャリティーサンタ
- 文京支部代表 白尾陸さん(写真右)
大学3年生の頃から子どもや教育関係のボランティア活動をしていたのですが、大学院生になって時間の融通が利くようになったので長く続けられるボランティアを探してて。チャリティーサンタが新しく文京支部を立ち上げるのを知って、参加することにしました。
一緒にいて居心地のいいメンバーがいるこの文京支部に魅力を感じ、その人たちと活動を続けたいという思いが強くあり、初年度の2018年と今年2021年の支部代表を務めました。
僕自身も2年目にサンタとして家庭を回りましたが、寄付金で用意したプレゼントを厳しい状況に置かれている家庭へ届ける、通称ルドルフ家庭へと訪問しました。自分の子どもを笑顔にするために申し込んでくれた親の思いを、じかに訪問して強く感じたことが印象に残っています。
サンタ活動の中で最も感銘を受けたのは「未来の手紙」です。チャリティーサンタでは、プレゼントを渡した数年後〜十数年後にサンタの真実を知ってしまった子どもたちに読んでもらう「未来の手紙」をご用意しています。手紙には「サンタはいないのではなく『誰かを笑顔にしたいという気持ちがサンタクロース』」と記されており、プレゼントをもらう側の子どもたちがいつか次の世代の子どもたちに渡す側になる日を夢見て、保護者の元へお送りしています。
「子どもたちに何かをしてあげたのではなくて、子どもたちからエネルギーをもらっていた。プレゼントをもらっているのは私たちの方だった」という感想を数多くいただいています。ボランティアに奉仕活動のイメージを持っている人にこそ、ぜひサンタ活動に参加してもらいたいです。
支援団体メッセージ
- NPO法人 チャリティーサンタ
- 代表 清輔夏輝さん
あなたも一緒に子どもたちの
サンタクロースになりませんか?
チャリティーサンタは、「あなたも誰かのサンタクロース」を合言葉に、「サンタを待っている子ども」と「サンタになる大人たち」をつなげる活動を全国各地で行うNPOです。
クリスマスイブの夜にサンタクロースに扮したボランティアが家庭にプレゼントを届ける「サンタ活動」と、サンタ活動の際に家庭からお預かりした寄付金で、困難な状況にある子どもたちの支援を行う「チャリティー活動」の2軸で活動を展開しています。
2008年に東京でサンタ活動を始め、現在では30都道府県42支部に広がり、延べ1万5千人以上の大人がサンタになり、約4万人の子どもに届けてきました(2021年12月時点)。
2014年のNPO法人化後は、社会調査や企業との協働、寄付つき商品開発など新しい軸での取組も始まり、現在は多岐に渡っています。
今回はBE+CAUSを通じて、私たちチャリティーサンタにもご支援をいただきました。「サンタを待っている子ども」と「サンタになる大人たち」をつなげる活動のために、皆さまのお買い物を通じた温かいご支援を有益に使わせていただきます。
「NPO法人 チャリティーサンタ」の情報はコチラ
協賛企業の寄贈について
全国に6,000箇所以上存在するこども食堂。コロナ禍下、こども食堂の多くは形を変え、食材や弁当の配布を行っています。
今回のキャンペーンでは、「いなげや」でのお買い物を通じて地域のこども食堂へ、NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえを通じて食材や飲料を提供。
BE+CAUSの活動に賛同するダイドードリンコ株式会社の商品が、約100名の子育て世帯へ無償で届けられました。
「老いも若きもゆうあい子ども食堂」運営者コメント
私たちの「老いも若きもゆうあい子ども食堂」は、地域の交流拠点を目指して、子どもからお年寄りまで、障害のある人もない人も、誰もが参加できる地域の食堂として、平成29年に立ち上がりました。
月に1回の開催ではありますが、毎回、約150人の参加がありました。
ですが、新型コロナウイルス感染症の影響によって、食堂に集うことが難しくなり、一緒に食卓を囲むことができなくなりました。
そんな状況の中、感染状況を注視しつつ、テイクアウト方式も取り入れながら、できる時に活動を続けてきたところです。
令和3年12月は全国的にも感染状況は収束に向かってきていました。
前回の開催から少し期間が空きましたが、12月25日のクリスマスの日にテイクアウト方式での開催を企画しました。
ご提供いただいた「リラックマの麦茶」は、私たちがつくったカレーライスと一緒にお持ち帰りいただくことにしました。
いつも通りの食堂であれば、お茶を沸かし、ご提供できるのですが、テイクアウトですとそれはできません。
ペットボトルのお茶をご用意するのも、予算的にも難しい状況です。
「食事をするのに、お茶をお出しできないのは、心苦しい」
ボランティアからも、そのような声があがっていました。
解決策を見出せない状況でしたが、この度の麦茶のご提供によって、ご来場の皆様にも喜ばれるばかりか、ボランティアの苦悩も解消することができました。
しかも、リラックマのかわいらしいパッケージ!
子どもたちもとても喜んでいました。
開催日は、クリスマスの日。
ダイドードリンコ様からの素敵なクリスマスプレゼントになりました。
ありがとうございました。
item協賛企業の商品・
サスティナビリティ
への取り組み紹介
購入金額が一部寄付される対象商品の一部をご紹介しています。
各社の対象商品の詳細は店舗アプリにてご確認ください。
サステナビリティへの取り組み
ダイドードリンコ株式会社
ダイドードリンコは、地域社会に深く根差した自販機を通じて、全国のお客様に“こころとからだに、おいしい”清涼飲料水をお届けしております。
サプライチェーンのきめ細かな改善を通じて、食品ロス削減に継続的に取り組むとともに、2015年よりフードバンクとのパートナーシップのもと飲料を無償提供するなど、資源の有効活用に向けた取り組みを実施しております
また、オフィス周辺の清掃活動、全国各地で実施される美化活動、ビーチクリーンアップなどに積極的に取り組み、地域の環境美化に取り組んでいます。
これからもお客様の楽しく健やかな暮らしへの貢献と持続可能な社会の両立に向けて、地球温暖化の防止と循環型社会の実現を通じて、自然環境と調和のとれた経営を推進していきます。
関連リンク
https://www.dydo.co.jp/sustainability/eco/circular_economy/#foodbank
【「BE+CAUS」とは】
「株式会社イズミ」、「株式会社いなげや」、「株式会社ライフコーポレーション」※の小売3社と協賛するメーカー企業ともに生活者が日常の買い物を通じてNPO・NGO団体の活動を応援できる新しい仕組みです。 キャンペーンへは、各小売アプリをダウンロードいただき、アプリと会員カードと連携いただくとご参加いただけます。
BE+CAUSとは
毎日の買い物が、前向きな選択に。
BE+CAUSで紹介するキャンペーンに参加して買い物するだけで、購入金額の一部が寄付され、様々な社会課題解決に貢献できます。