オンラインイベント
「オンラインプレーパーク」

認定NPO法人 夢職人(以下、夢職人)は、サマーキャンプやスキー、プレーパークの運営などを通じて、子どもたちと若者の多様な学びと体験の場を提供している団体です。
2020年12月19日(土)、朝10時から始まった「オンラインプレーパーク」には、延べ12人の子どもたちと、9名の社会人ボランティアが参加しました。当初は東京都内の公園や施設での活動予定でしたが、新型コロナウイルス感染者の増加を受け、オンラインへ変更。午前はブラウニーの調理を中心に、午後は体を使ったレクリエーションやクイズなどを取り入れて開催されました。

年間60回ほど開催される夢職人のイベントは、約100人のボランティアメンバーによって支えられています。メンバーは20代が中心で、下は高校生も。幼稚園教諭や保育士、小学校教諭など子どもに携わる仕事をしている人から、システムエンジニア、パティシエ、官公庁職員、鉄道職員まで、幅広い業界の若者が「子どもとの遊びを通じて自分も学びたい」という気持ちで参加しています。

オンラインでのブラウニーづくりは、あらかじめ各家庭で用意してもらった食材を使いながら、参加者みんなで一緒に調理を楽しむ趣向でした。パティシエのメンバーが考案したレシピを、幼稚園教諭のメンバーが子どもに分かりやすく伝えながら、その他のメンバーが調理の合間にミニゲームを催すというチームプレイで、イベントをもりあげます。

「もっと大きく見せてー!」「わかった!」「できたよー!」「いいニオイがしてきた!」とみんなで声を掛け合いながら和気あいあいと調理が進んでいきました。

ダンスやゲームなどで体を動かすレクリエーションも、メンバーの連係プレーで、オンラインであることを感じさせないもりあがりに。

2020年はコロナ禍を受け、イベントの半数近くをオンラインに切り替えたという夢職人。全国に非常事態宣言が出された2020年春から、スタッフ総出で試行錯誤を重ねて作り上げてきたオンラインプログラムは、子どもたちを飽きさせない工夫と配慮にあふれていました。
支援団体メッセージ

- 認定NPO法人夢職人
- 理事長 岩切準さん
体験を通じて学び合う「共育」の場をつくりたい
夢職人は、2004年1月(2008年4月にNPO法人化)に設立された非営利組織です。東京都江東区を中心に、子どもや若者を対象とした社会教育事業に取り組んでいます。
野山を駆け回って遊ぶ、ゼロからものをつくり出す、年齢や地域が異なる仲間と協力する、「先生」ではない大人と出会う…。そんな体験を通じて子どもたちは、学校や習い事だけではない第三の成長の場を見つけていきます。同時に、運営を支えてくれる20代のボランティアメンバーたちは、多様な仲間とチームを組み、家庭環境も個性も発達もばらばらの子どもたちに触れ、コミュニケーションの奥深さを学びます。体験を通じてお互いに育ちあう、「教育」ではなく「共育」の場が、ここにはあります。
NPO法人の我々にとって、事業を支える原資の一つは寄付ですが、当事者でない方々や広域から寄付をつのるのは難しいことでした。今回のプロジェクトのように、各企業が個々の事業活動をすることで、回りまわって寄付として応援をしていただけるのはとても素晴らしい仕組みです。今後はお金だけでなくモノ、ヒト、コトと多様なつながり方で、NPOと社会がパートナーシップを構築するモデルができると理想的ですね。
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