ライフコーポレーション×雪印メグミルク共同企画
ライフと学ぶ牛乳ができるまでキャンペーン

ライフと学ぶ牛乳ができるまでキャンペーン
開催期間
2024年1月6日〜2月6日
開催店舗
  • ライフ
現在のエントリー数

37,499  / 目標 20,000

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皆様からの買い物を
通じた温かいご支援、

誠にありがとうございました!

BE+CAUS(ビーコーズ)
~「ライフコーポレーション
×雪印メグミルク共同企画
ライフと学ぶ牛乳ができるまで
キャンペーン」活動報告~

イベント開催レポート
酪農体験&工場見学で、
”命の恵み”牛乳の価値を知る

今回の酪農体験&工場見学ツアーは、首都圏と近畿圏の2地域で実施されました。
首都圏は、雪印こどもの国牧場(神奈川県横浜市)と雪印メグミルク海老名工場(神奈川県海老名市)で開催。

ふれあい牧場の看板

最初に訪れたこどもの国牧場では、動物への餌やり体験や搾乳体験を楽しみました。


乳絞り講習の様子

「手の親指と人差し指でOKマークをつくってから、ぎゅっと握ると上手に乳を搾ることができます」牧場の方から乳搾りのレクチャーを受け、いざ挑戦!


乳絞りの様子

子どもたちははじめての体験に緊張しながらも、「実際に牛さんに触ってみたら温かかった!」「近づいてみたら少し怖かった」とさまざまな声が上がりました。


餌やりの様子

続く工場見学では、雪印メグミルクの市乳工場として国内最大級の規模を誇る海老名工場を訪問。当日はライフのプライベートブランド商品の牛乳をはじめ、さまざまな雪印メグミルク商品の製造工程を見学しました。


雪印メグミルク海老名工場のディスプレイ

工場見学後は、雪印メグミルク、ライフ2社それぞれの食育コーナーに。
雪印メグミルクパートでは、「ほねほねくん」というキャラクターを用いながら、さまざまな飲み物に含まれているカルシウム量を比較しました。
「お茶、オレンジジュース、牛乳、これらの飲み物には、どのくらいのほねほねくんが含まれると思いますか?…正解は、お茶0本、オレンジジュース30本、牛乳は……227本です!」


牛乳のカルシウム量を比較する様子

その圧倒的なカルシウムの量に、参加した子どもたちからは驚きの声があがりました。


まとめの様子

「牛乳は、動物を傷つけたり、その命を犠牲にすることなく頂ける貴重な生命の恵みなんです。 なのでみなさんも牛乳を飲むときはしっかり感謝をしていただいてくださいね」
雪印メグミルクパートの最後は、そんな食への向き合い方を考えさせられる言葉で締めくくられました。
その後は、牛乳パックで「飛び出すカード」づくりに挑戦。カード完成後は、それぞれオリジナルのメッセージやイラストを描いて楽しみました。


飛び出すカードを作る様子

続く、ライフパートでは普段の食事でみんなに意識してほしいことについての話が。
「みなさん、手をグーにして前に出してください。1日に食べる野菜の量は、このグー5個分、果物はグー2個分が目安です。 ぜひグー・パー・グー・チョキのジェスチャーで覚えてくださいね」子どもたちもジェスチャーをマネしながら元気に返事をしていました。


1日に食べる野菜の量を学ぶ様子

近畿圏では、谷牧場(京都府南丹市)と、同市にある雪印メグミルク京都工場を訪問。
最初に訪れた谷牧場では冒頭、等身大の牛のボードを使って、牛の身体の仕組みを学びました。


牛舎で牛の身体の仕組みを学ぶ様子

「1頭から1日に絞れる牛乳は約30L。でも、1Lの牛乳をつくるのに、400mlの血液が必要になるんです。 だからこそ、牛の命をいただいているという感謝の気持ちをもって、ちゃんと『いただきます』を言ってくださいね。」と牧場の方からお話が。
その後、仔牛へのミルクやりや搾乳体験を実施。実際に体験した子どもたちからは、 「実際に牛と触れ合って牛のことが好きになった!」といった声があがりました。


子牛へミルクやりをする様子

その後は京都工場にて、生乳から牛乳がつくられるまでの過程を見学したほか、牛乳パッケージに隠されたユニバーサルデザインの秘密やリサイクルの話も伺いました。
「牛乳パックの上部分についているくぼみのことを『切欠き』と言います。切欠きは牛乳だけついているもので、目の見えない人が牛乳だと認識したり、開け口を確認したりするのに役立つんです」


切欠きのある紙パック

▲切欠きの反対側が開け口になっている

最後は、紙パックで「びっくり箱」を工作、完成後は参加者全員でびっくり箱を飛ばし、大いに盛り上がりました。


紙パックで工作したびっくり箱


「健土健民」の精神で、
乳から食の持続性に貢献する

雪印メグミルク株式会社 東日本支社 首都圏支店 乳食品一課の松長さんにお話を伺いました。
「雪印メグミルクが大切にしているのは、『健土健民』という創業の精神。 乳で培われた幅広い知見や”ミルクバリューチェーン“と呼んでいる多様な機能によって、 食の持続性の実現をはじめ、さまざまな社会課題を解決するという志を持っています。
特に食の持続性の実現に向けた重要課題の一つとして、私たちが考えているのは、食による健康への貢献です。 地域の学校を対象とした食育出前授業や、 工場見学の受け入れなどの食育活動は、その一環。 さまざまな食育活動で『食の大切さと尊さ』『牛乳・乳製品の価値』をお伝えしながら、 人々が明るく、健やかに暮らしていただくためのお手伝いをしたいと考えています」
そんな雪印メグミルクが、今回のBE+CAUSのキャンペーンで、小売店のライフとタッグを組んだ意義や背景についても、同支店の松本さんが語ってくれました。
「雪印メグミルクとして、今回のような小売店様との『東西連携×食育×体験型消費者キャンペーン』は初の試みでした。 お互いが協働してひとつの食育活動を展開することで、サステナブルなアクションにより広がりが生まれますし、 自社だけではリーチできない新たなユーザー層にも取り組みを知ってもらうことができます。 また、こうしたアプリを起点にした体験型消費者キャンペーンという、新たな購買体験を提供することで、 既存のお客様への提供価値拡大にもつながると考えています」

実際に参加した方からも「親子の良い思い出になった」「子どもたちと楽しく学べる貴重な機会になった」といった感想があがった今回の企画。


親子で工作に取り組む様子


雪印メグミルク株式会社今後の展開についても伺いました。
「お互いのサステナビリティへのアクションを加速させるため、共同で行う取組を1度で終わらせてしまってはもったいない。 ライフ様と何ができるか話し合いながら、雪印メグミルク『食による健康への貢献』という志の実現に向けて、 さまざまな取り組みを考えていきたいと思います」(松長さん)

小売店として、
商品とお客様とのより良い接点をつくるために

雪印メグミルクとともに今回のキャンペーンに参画しているのが、首都圏・近畿圏でスーパーマーケットチェーンを展開する「ライフ」。 同社が食を通じたサステナビリティへの取り組みを進める背景について、 株式会社ライフコーポレーションサステナビリティ推進部の小川さんが話します。

「地球環境の上に社会基盤があり、その中で私たちの経済活動があります。 つまり、地球環境が壊れてしまえば、経済活動ができなくなるということ。 『自分だけよければいい』ではなく、環境への負荷をできるだけ下げることで、地球も、私たちの事業も持続可能なものとなっていくと考えています。
とりわけ、私たちはスーパーマーケット事業を展開しているので、食という身近なところから、食品廃棄物やブラスチックの削減、食育活動などを展開してきました」

同部の谷口さんも話します。
「ライフでは、『オーガニック・ローカル・ヘルシー・サステナビリティ』の4つのキーワードを柱とした新業態店舗『BIO-RAL』を立ち上げました。 この『BIO-RAL』事業がとても好調なのは、生活者の環境意識が向上していることもひとつの要因だと考えています。
地域に住まれている方の『健康に暮らしたい』という願いに日々の食材で応えることが私たちライフのひとつの役割。 私たちが提供する食材によって、地域で健康な人が増えれば、その人にとっても、地域にとっても、ライフにとっても、 良いことなのではないかと思うんです」

そんなライフが、なぜ今回のBE+CAUSのキャンペーンに参画したのでしょうか。
子どもたちを対象にした食育活動を展開する狙い、アプリと連動したデジタル型のキャンペーンへの期待について話してくれました。

「サステナビリティが大切だと言っても、私たちの事業は慈善活動ではないので、最終的には利益につながらないといけないと考えています。

これからどんどん人口が減っていく中で、将来的に社会を構成していく子どもたちに食への興味を持ってもらい、 裾野を広げていくことは大切なことです。子どもの頃から健康に関心を持ち、よりよい食生活を続けることで、健康で長生きする人が増える。 その過程で私たちのようなサステナビリティに配慮したスーパーを利用してもらえれば、結果的に利益にもつながると考えています」(小川さん)

「これまでも、食育イベントを実施したことがあったのですが、店舗内の限られたスペースのみ。 雪印メグミルクさんの牧場や工場などの生産現場に直接行く機会はほとんどありませんでした。 また、小規模な店舗内イベントということもあり、近隣の方にしか情報が届いていなかったんです。 その点、今回のBE+CAUSのキャンペーンは、アプリをダウンロードしている方なら、どこにいても参加できる。 私たちの食育への取り組みがリーチできる範囲が一気に広がったと思いましたね」(谷口さん)


レクチャーの様子


実際にツアーに参加してみて、どのような手応えを得たのでしょうか。お二人が話します。
「私たちが普段提供している商品が、どういう想いや取り組みのもと生まれているのかを五感で実感することができました。 子どもたちも、普段店頭に並んでいる様子だけではわからない、商品の裏側にあるストーリーを知れてよかったのではないかと思います。 これまで自社でやっていたのは、『栄養バランスを考えよう』といった頭で考えるような食育コンテンツでした。 でも、今回のように生きている牛と戯れたり、工場が稼働している様子を見たり、その場で商品を試食したり……リアルな現場を見て 五感で体験することで、食への興味を持ってもらうことにつながるんだと感じました」(小川さん)

「参加してくれた子どもたちに『ツアーはどう?』って聞いてみたんです。そうしたら。みんな笑顔で『楽しい!』と答えてくれて。 こういったみんなが興味関心を持って取り組めるような企画を、これからも実施していきたいと思いました」(谷口さん)

最後に、今回のキャンペーンを終え、小川さんが今後の展開について話しました。
「私たちは、商品とお客様の接点を担う小売店。その商品が、どのような想いで、どのようにつくられ、どのように目の前に並んでいるか、 サプライチェーンをお見せしながら、メーカーさんと協力して、より記憶に残るような接点を生み出していきたいと思います」

「食の大切さと尊さ」をテーマに、小売とメーカーが協働した今回のキャンペーン。 私たちが普段店頭で目にしたり、口に入れたりしている商品は、どのような想いで、どのようにつくられているのか。 そのプロセスを体感することで、参加した子どもも、大人も、「食の大切さと尊さ」を実感できたのかもしれません。

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